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Canon EOS 80D片手に色んな所へ。写真や動画編集、電子工作をしています。

【Nゲージ】自作室内灯比較




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春休みに突貫工事でNゲージに室内灯をぶち込んでました。

今回は3種類用意しましたので比較していきたいと思います。

 


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上から

となっています。 

 

 

・LEDCOB式

かなり前のブログで100均のLEDCOBを買ってきて室内灯にする。といったやつです。

 

s-kt.hatenablog.com

 

 

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長所

(他2種と比べて)明るい、幅広く点灯する

 

短所

2つを合わせて使っているので暗くなる場所がある為設置位置の調整が必要

 

幅広く点灯するというのは
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LEDCOBがワイドに照射するために通路だけでなく通路側座席ぐらいまで明るく照らせます。この幅広さとほかよりも明るいというメリットから結構雰囲気は変わります。

 

暗くなる事例、先頭車は2つのCOBを合わせても1座席が暗くなる程度でしたが、中間車ともなると結構顕著に明暗差が出るので出来としては△。この辺で出来上がった時の嬉しさが減点されてしまいあとに紹介する2種を採用したくなります。
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【 暗 明 暗 明 暗 】というふうに...

 

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LEDCOB式室内灯のリメイク版を製作しました

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s-kt.hatenablog.com

2021年1月追記

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・夕庵式

言わずもがなな有名自作室内灯のモデル。

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今回の自作においては最も満足度が高いです。備忘録的なものを後で書きたいとは思いますが先に少しだけ。

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この方式は砲弾LEDの光をアクリル棒へ導光させます。この時アルミテープを巻くのですが、巻くことの出来ない後ろ側から光が漏れます。しかしこの光が485系の場合は方向幕を照らす灯となるので他の2種と異なり方向幕用の光を用意する必要がなくなりました。

 

長所

全体的に光が広がり綺麗、作るのが楽

 

短所

特急型でない限りブリッジダイオードなどを隠すのが大変、使用パーツによってはボディの加工が必要

 

これは私がいけないのですがCRDはチップ部品を使っているため、LEDCOB式などではCOBの場所を変えようとするだけでCRDの足がもげたりと製作に難儀しました。この点夕庵式では部品配置を適切にすることで一切足がもげたりせずスムーズに発光ユニットを作れました。とにかく楽です。色々語りたいですがそれは後ほど。

 

反面大きめのブリッジダイオードを使ったりコンデンサもブリッジダイオードに合わせた大きさのものを使ったため私の場合はボディの加工をせずに嵌めることは出来ずボディを切り落とすことに。良くも悪くもTOMIX製品は御手洗等の再現がないため私は躊躇なく切り落としましたがKATO製品だったら...と考えると部品選定から考えないといけなさそうです。この辺は原作者さんが提示している材料ならいけるのかな?という所です。

 

・テープLED打ち上げ式

テープLEDの弱点を克服しようと頑張りました。
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テープLED式ではないです、打ち上げ式です(?)。E127系は通勤車両ということと、手持ちの部材で先述の手法を採用するとどうしてもブリッジダイオードなどが見えてしまうということでそのへんを隠すためにテープLEDを使用しました。


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打ち上げというネーミングセンス云々はさておきこの手法、画像から分かるようにプラ板の上にテープLEDを天井向きに貼り付け、アルミテープで床の方へ反射させるという手法です。誰かしらはやってるとは思いますが、この手法だとテープLED特有のスポット照明感を緩和することができます。そしてこのプラ板の所にブリッジダイオードも貼っつけちゃえばわからない分からないみたいな思惑です。

 

長所

ブリッジダイオードなどが隠せるため通勤型に適している

 

短所

コンデンサの容量が大きいものにできない、車端部が暗い、テープLEDの性能的に他より暗い

 

プラ板から3mmないぐらいの隙間に部品を乗っけるとなるとお察しの通り、ということで大容量コンデンサは厳しいです。

 

また、テープLEDそのものの問題として長さが足りないので車端部は暗くなります。この辺は小さい部品を使って夕庵式を作成するか無理くりどこかのLEDに並列でLEDをはんだして端っこに光源を作るかでしか解決しなさそうです。

 

さらに、ほか2種のLEDの必要な電圧は諸々合わせても4V位ですがテープLEDは12Vでの使用を前提としているためPWM制御でも多少暗いです。仕方ない、、。

 

まとめ

小さいパーツを組み合わせて夕庵式を作成するのが1番良さそうと感じました。

 

色々作っておいて最後はそれだけかっていう感じもありますが夕庵式は本当によく考えられているなと思います・・・。そのうち3000番台も換装したいところで・・・。