旅欲の秋 〜諏訪湖へ〜
当記事は昨年春の訪問記をお読み頂くとより楽しめます。
13:30 下諏訪 みずべ公園
なぜでしょう。
諏訪湖行きたいな。そろそろ紅葉していそうだし。
そんなことを考えていたら長野へ行く用事が、しかもお昼から時間が取れる。
しかも天気は晴れではないか!
これはうだうだ考える間もなく即決です。
春先に訪問した際も驚きましたが、日常という感じの雰囲気です。
流行り風邪の頃に比べ、ランナーの方は増え、公園は賑わいを取り戻していますがこの観光地を主張しない絶景が非常に落ち着けて好きです。
季節は秋、前回とは逆回り、そして徒歩ではなく電チャリ。
新たな諏訪湖の楽しみ方を模索します。
13:50 岡谷温泉
本日のお供は NikonZ7 + NIKKOR Z20mm F1.8 S がメインです。
スマホもカメラも再訪で様変わりしました。
別に誰の作品という訳でもないのでしょうけど、無性に撮りたくなります。
恐ろしき諏訪湖の魔力。
諏訪湖は地理的なあれこれでパワースポットとされていたと思いますが、どうもそのパワーを享受しないと生きていけない体みたいです。
14:05 釜口水門
タッチの差で噴水ショーが終わりました。悲しい。
14:20 花岡公園(花岡城跡)
個人的名物、平衡感覚がわからなくなる階段。
君の名はを見て思う。風光明媚な地方で育ったらどんな日々を送ったのだろうか。
無いものねだりですけど、写真を始めてもう1人の自分がいたらこういう街で育ってみたかったな。という思いを抱く様になりました。
住んでみたら坂はきついし、この景色も見飽きてしまうのかな。いや、でもこの景色は1年を通して様々な表情を見せて来そうだしな、、、。
岡谷温泉で出会った地元の若い方は「東京なら歩いていればすぐに芸能人がいるんですよね」と仰っていました。
きっと私もこの街について色眼鏡を通して見ているに違いありません。
跨道橋を渡り再び諏訪湖沿いを走ります。
しばらく気持ちよく走行していると突然真新しい路面に変わりました。
そういえば前回上諏訪の方で整備のために工事していたな。と思い返します。
15:10 諏訪湖南端
ここから先は前回通行止めを食らった区間もあるため新鮮な気持ちになります。
歩車分離のレーン構成でまったり観光からスピードを上げていきます。
15:35 諏訪湖間欠泉センター
毎度お馴染み。いつ見ても神々しい雰囲気を放っています。
前回は時間が合いませんでしたが今回は間欠泉の調子が振るわず。
より一層のホラー感を磨いている。。。
この上諏訪〜下諏訪区間は人も多いし、道も整備されてるのに湖の方を向くとどこか寂しい雰囲気があってこれまた良いのです。
15:55 諏訪湖北端
一部区間では並行幹線道路の歩道へ迂回を促される整備工事真っ只中エリアになっていました。
釜口水門からの閑散とした諏訪湖、間欠泉付近の観光地な諏訪湖、そして岡谷市の植樹から計算され尽くした市民に愛される諏訪湖へぐるりと回って帰ってきました。言語化が上手で無いので言いようがないのですが、本当はもう少し雰囲気はコロコロ変わって行きます。
16:00 下諏訪 みずべ公園
2時間半の諏訪湖1周。
当然歩いては止まりでカメラを振り回した方が色々な気づきがあるのですが、自転車の快適さと爽快感もまた良いですね。
回る向きや出発点は雰囲気の緩急、足湯の配置を考えるとやはり前回バージョンが良いのかも知れません。とはいえ諏訪湖はどう回っても気持ち良いので何周もしてしまえばいいのです。周るだけタダ。
この記事をここまで読んでしまった貴方も今すぐ諏訪湖へ。